書籍・雑誌

センス・オブ・ワンダー

 マイミクさんが、「センス・オブ・ワンダー」について書かれていた。私もまだ30代始めの頃に、この本を読んだことがあった。

 著者レイチェル・カーソンは「沈黙の春」で有名な作家であるが、「センス・オブ・ワンダー」は著者の癌宣告後に、どうしても次世代の人たちに書き残しておきたい物としてこの本を執筆したと記憶しています。

Sence_of_wander  久しぶりにこの本を読みたくなり、仕事帰りに紀伊国屋書店で探して購入。30代の頃に読んだときは、それほど感動した記憶はありませんが、今読むと背筋が寒くなるぐらい良いです。自然を感じ畏敬の念を持つことの重要性をひしひしと感じます。挿入されている画像も素晴らしく、文章の余韻を広げています。

 我家は自然に恵まれた北海道などで生活してきましたが、その頃にこの本に深く感動していたら、子供たちの成長に違った変化が与えられていたかもしれません。

 本文の中に「自然を知ることより、感じることがずっと重要・・・」と言う内容には、今更ですが深く同感です。

 もっと自然を感じられる人が増え、自然に畏敬の念を抱く人が増えたら、すべての生物が住みやすい地球になると思う。

| | コメント (2) | トラックバック (0)