うなぎ 川昌
今日は朝9時過ぎから、関宿城を目指して自転車で出発。
まだ9時なのに日差しが強く、また気温も高いため、熱中症に要注意です。いつもの1ℓステンレス魔法瓶にキンキンに冷えたポカリと念の為「氷で体を冷やせ!!」スプレーを持参しました。
暑さの所為か、江戸川CRでは人も少なく、約1時間半で関宿城到着。涼しい道の駅で休憩しながら、この後どうするか暫く悩んで、松伏の有名な鰻屋さんへ行くことに決定し出発。
この後に美味しい鰻を食べられると思うと、脚にも自然と力が入ります。かなりのペースで江戸川CR右岸を南下し、「蕎麦処 桂」の側のセブンイレブンから大正大学正門を目指します。
松伏の「川昌」は、古い醤油倉の材木で建てた古民家風のお店です。このお店の名物は、商標登録済みの「うなさし」。
そう「うなぎの刺身」はめったにお目に掛かれません。うなぎの血には、「イクシオトキシン」という毒があり、普通に調理した刺身では、この毒の為に下痢・吐き気などの中毒症状が出るそうです。「川昌」では、特殊な調理方法でこの毒素を取り除いているそうです。
11時40分ごろお店はまだ空いていました。座敷にドッカリと座り、「うなぎの刺身」と「鰻重」を注文。直ぐに小鉢と冷たい麦茶が出てきました。麦茶はポットごと置いていってくださり、ローディーには、嬉しい限りです。
「うなぎの刺身」は2~3分ぐらいで出てきました。刺身は見た感じ、「鯉の洗いの薄作り」か「河豚刺し」に似ています。皮はクルッと丸まっていてます。付けタレは、「ポン酢・醤油・ごま油」の3種類。
早速刺身を頂きます。味は白身の魚系ですが、結構脂が乗っています。味に癖も無く、脂も上品な感じで、非常に美味です。あ~冷たい吟醸酒にピッタリです。皮はちょっと川魚の癖を感じますが、コリコリしていて、これも酒の肴に最適です。正に珍味ですね。
刺身を充分に堪能し終わった頃に「鰻重」の登場。大きさはかなり大きめです。蓋を開けると、蒲焼の良い香りがぱっと広がり、食い気をそそります。
鰻はとっても柔らかく、箸で直ぐに切ることができます。脂も十分に乗っており、美味しゅうございます。タレの味は、甘さを抑えた、鰻本来の美味しさを生かすようタイプです。このタレのお陰か、完食近くになっても、まったく胃がもたれる気配もありませんでした。
夏バテ気味の体が、美味しい鰻で復調したような感じさえしました・・・。
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