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強欲主義のゆくえ

 米国AIG社に4度目の政府からの資本注入が発表された。今までに約16兆円そして今回4兆円という途方も無い金額である。

 金額の大きさもさることながら、昨年9月から4回目というのが、驚きである。まだ坂を転げ落ちている最中ということなのだろう。

 そのAIGは9月の第一回目の資本注入の後、カリフォルニアの高級リゾートで「幹部会議」を開いたそうだ。会議にかかった総費用(宿泊費・ゴルフ代・食事・マッサージ代)は44百万円だと言うから、これも驚き。

 もっともアメリカの金融機関の経営者の年間報酬は、数百億円がざらだと言うので、44百万円などは端金であろう。

 2月にオバマ大統領が、金融機関の巨額報酬を約5千万円に制限すべきとの発言にウォール街の男たちは「馬鹿げている。そんな端金で、ここで働く意味は無い」との反応が多かったそうだ。

 米国でも殆どの人は、まじめに汗して働いているのだと思う。一部の強欲主義者が、法と規制の網をかいくぐり市場原理を掲げて、倫理観の無い短期的・超利己的な経営活動を行い、米国の資本主義を破壊した。

 しかし2月24日のオバマ大統領の議会演説は、この国の将来について改めて、期待を感じさせてくれた。今をおいて良識ある国に生まれ変わる時は無いのだから・・・。

 

 

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コメント

この金額って再生するのに必要な金額では無く、その都度議会の承認を得られる金額なので、経営努力で再生出来るはずもなく、景気が良くなるのが先か、議会の承認を得られなくなるのが先か、、、、議会の承認を得られなくなるのが先で巨額の資金を投入して倒産、なんて事になりそうな気がします。
これは、当事者たちが一番よく知っているんじゃないかなぁ。

投稿: 安ど | 2009年3月 8日 (日) 15:19

大きすぎるので、倒産させられない・・・と言う理由で資本注入をしているので、とことんやり続ける積もりだと思います。
自由主義経済と市場原理主義を他国にも強要していた米国が、企業国営化で社会主義に向っているのは、何とも皮肉です・・・。

投稿: tatsuo1 | 2009年3月 9日 (月) 06:43

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