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歴史作家 関裕二

環境考古学の安田喜憲教授の意見から、戦争が無かった時代「縄文時代」に興味を持った。

そこで会社の帰りに「流山おおたかの森SC」の紀伊国屋書店に行き、縄文時代についての書籍を探した。

古代の歴史関係の書籍が並んだ書棚に行き、ざっと背表紙を眺めていると、高校で同じ学年だった「関 裕二」著の書籍が20種類以上有った。

「関 裕二」は笑顔と澄んだ瞳が印象に残っているが、歴史作家としてこれほど成功するとは、思っても居なかった。彼の夢を追い続けた、たゆまぬ努力とその成功に敬意を評したい。

Seki_yuuji 数ある書籍の中から、関裕二著の「図解 古代史」PHP研究会発行を選んで、購入して家路に就いた。

この本が面白い。縄文時代から弥生時代そして天皇誕生に関する記述は、日本人のDANに織り込まれている多神教観と日本古代史の移り変わりを見事に記述している。

例えば「縄文時代は多神教の世界で、必要以上の獲物を取らず、大自然と共存」「弥生時代は稲作により、膨張する宿命と侵略を正当化する論理・・一神教的世界観が生まれた」等等、非常に興味ある内容が解り易く書いてある。

興味を持たれた方は、是非読んでみてください。

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