杞憂か?
12月の日銀の短観が前回の9月調査と比べ21ポイント下がった。1975年の第一次オイルショック時の26ポイントに次ぐ、過去2番目の下げ幅だそうな。
昨年夏以来の米国のサブプライムローン問題が、世界全体の金融恐慌を起こし始め、日本の実体経済にも強く影響してきた結果だと思う。
日本の金融機関の株価は、大幅に下落してきているが、来年3月の期末を迎えての不良債権等の予測は、殆どまだどこも明確には発表していない。不良債権が膨らみ続けているので、将来を見積もることも怖くてできないのだろうか?
世界全体で景気が悪くなってきた・・・と言うような段階では明らかに無さそう。今までの人生で経験したことのない状況に、何時なってもおかしくない。今までの常識が通用しないぐらいの、変革が起きそうな予感さえする。
杞憂だと良いのだが・・・
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コメント
長期的な地球温暖化問題と、すぐ目先の経済危機とを、我々人間は乗り越えてゆくことができるのでしょうか。
それでもまだ危機感の足らない人たちで、街は浮かれているのです。
心配です。
投稿: Hans | 2008年12月16日 (火) 15:35
少し前に「6月にはドル本位制崩壊」なんて書いてあるのを見て、あまり現実味を感じなかったんだけど、それからの動きの早い事、早い事。日本の政治の遅い事、遅い事。
投稿: 安ど | 2008年12月17日 (水) 20:07
来年年明け2月頃には、皆が気がつくと思います。何時もの手段では回復が難しいと・・・。金融工学に基づいたマネーゲームが、資本主義を食いつぶした??
日本の政治家には、本当にガッカリしっぱなし。資本主義と議会制民主主義も末期症状か?
投稿: tatsuo1 | 2008年12月17日 (水) 20:41